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関西・大阪経済の地盤沈下を考える

 1999年までの6年間、期間限定で関西経済連合会が「21世紀の関西を考える会」という組織を作ったことがあった。様々な部会が設けられ、学識経験者や行政担当者、企業経営者などが集まり、検討が行われた。

 その中で関西経済を検討する「二十世紀関西の総決算チーム」というものが設置された。一年間に渡る研究会の成果は、2000年3月に『20世紀の関西 歴史から学び将来を展望する』と題された報告書として発刊された。

 その中で担当した第三章第二節「二十世紀における関西の産業栄枯盛衰」と、第四章第一節「関西経済の国際化」をPDF化し、みなさんにお読みいただけるようにした。

 この『20世紀の関西 歴史から学び将来を展望する』は、複数の人たちによって執筆されたものであり、今、読み返してみても非常に示唆に富んでいる。

 昨今の関西、大阪経済に関する議論を見ると、過去の歴史を学ぶことが重要であると改めて思う。本誌は、主だった図書館には収蔵されているので、関心のある方はぜひお読みいただきたいと思う。また、議論の際の参考資料にしていただければと思う。

※本誌に関しては、お譲りするような部数は残っておらず、お読みになりたい方は下記の収蔵先検索で図書館を調べていただき、そちらで閲覧をしていただければと思います。著作権の関係もあり、私自身以外のものに関してはアップすることはできませんので、予めご了承ください。)

(CiNiiによる収蔵先検索結果⇒ http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA49680446#anc-library )

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