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近頃のクラウドファンディングに思うこと・・・

  • 執筆者の写真: Tomohiko Nakamura
    Tomohiko Nakamura
  • 2016年4月6日
  • 読了時間: 2分

 最近、なんでもかんでも「クラウドファンディングで」というのが多くて、そろそろ旬も終わりなのかと思っています。

 警察関係や弁護士の方なんかに話を聞くと、詐欺で捕まる可能性が低いのは少額をだまし取るという奴だと、みなさん言うのです。つまり、1200万円をだまし取られたら、犯人捕まえて、訴えてやるってなりますよね。なんで、3万円ずつ400人から騙し取るわけです。

 騙されたのが判って、怒って、周りに話しても、十中八九、「それは気の毒だったねえ。しかし、まあ、訴えても戻ってくるかどうか判らんし、そもそも裁判の費用とか時間とか考えたら、3万円以上になるでしょ。高い授業払ったと思って諦めなさい」と言われるのが、関の山です。

 そう考えると、クラウドファンディングって言うのは、悪い連中からすると、これはもう最高の手段ではないかと思う訳です。

 ここのところ、海外の自称「ベンチャー企業」の開発案件が、どう考えても実現不能なものだったり、現実に金だけ集めてとんずらなんてのも出てきています。  「夢を買うんだから、二万や三万、気にしない」という方はいいのですが、「これはすごいっ!」って飛び付かずに、ちょっと落ち着いて考えて金を出すようにした方がいいと思います。

 クラウドファンディングで金を集める方も、「振れば小判の雨が降る」のような考えではなく、お金を出してもらっていることに対する責任をきちんと感じるべきでしょう。

 つまりは、金を出す方、出してもらう方、両方が成熟しないと、結局、ムダ金をどぶに捨てただけになりますし、せっかくのクラウドファンディングというネット時代の手法が急速にしぼんでしまいそうな気がします。

 ちゃんとしたことにクラウドファンディングを活用している事例も多いですし、こうなってくるときちんと目利きができる組織や人材が必要とされているとも言えます。そう考えれば、新しいビジネスチャンスもある訳ですが。

 
 
 

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